２０２３年高知県歩き遍路
２０２３年４月高知県一国参り
２０１７年食道がんを発症し食道を全摘して５年が経った。その間他臓器への転移もなくまた再発もなく無事寛解となった。
２０２２年４月には徳島県１番札所霊山寺から２３番札所薬王寺を１０日間かけて打ち終え２０２３年には高知県２４番札所最御崎寺から３９番札所延光寺を打つ高知県一国参り計画し、日々ウォーキングやスクワットなどのトレーニングを行っていたが２０２２年５月３日の深夜突然激しい腹痛に襲われ製鉄記念室蘭病院へ救急搬送され、診断の結果胆石が胆管に入る急性胆管炎と判明、石を取り除く緊急手術を行い３日間入院、しかし胆嚢内に数個石が残っており胆嚢摘出手術を薦められた。食道がん手術が札幌手稲渓仁会病院であり主治医に相談した結果渓仁会病院での手術がベターとの事で同病院で手術を行うことに、食道がんが寛解となった２０２２年１１月から検査が始まり２０２３年１月検査が終了し３月１６日入院１７日手術が決まった。
４月１２日には高知県一国参りに出発を予定しており医師に相談すると、手術は腹腔鏡による手術で入院期間も３泊４日であり、４月１２日なら無理さえしなければ大丈夫というお墨付きをいただき予定通り４月１２日に出発することとなった。
今回も歩き遍路を基本とするが術後でもあり体調や宿への到着時間、歩行距離を考慮し公共交通機関の利用も可とした。
また今回の遍路では３つのミッションを課した。
まず１つ目は阿佐海岸鉄道阿佐東線を走る新形態乗り物DMVに体験乗車すること、２つ目は３６番札所青龍寺を打ってから３７番札所岩本寺へ行く際浦ノ内湾を横浪まで湾内巡航船に乗船すること、そして３つ目は３８番札所金剛福寺から３９番札所延光寺へは打ち戻らず月山神社、宿毛経由で延光寺を打つこと、この３つのミッションをクリアーすることとし出発した。
まずは４月１２日からの記録を綴ってみた。