2022年4月 歩き遍路 徳島編


我ながら思う「何で苦しいことをやるもんだ」と。
2006年3月第1回歩き遍路に挑戦し42日間で結願、あれから16年。 
2017年9月には
食道癌を発症、食道を全摘する手術、その後の経過も順調で新たな転移もなく4年6カ月が経過した。
癌が再発しなければほぼ健康体と言っていいだろう。そうなると第2回四国遍路への意欲が湧いてきたが年齢はすでに76歳の後期高齢者となったが今行かないと二度と行けないという気持ちから2021年10月四国へ旅立ったのだが、リュックに詰め込む着替えやら、小型のノートパソコン等々重量8kgのほか、頭陀袋にも2kgと総重量10kgの重さに足が耐えられず、初日6番札所安楽寺に着いて足が痙攣するというアクシデントに見舞われたことから弱気になり、僅か一日だけのお遍路で止む無く撤退した。
あの時はもう二度と四国へは行けないかという思いもわずか数日で消え、再びお遍路への意欲が湧いてきたのだった。
普段でも天気が良ければ6〜7qは歩き脚力の維持に勤めていたが、山登りに必要な脚力をつけようと毎日100回のスクワットを日課に取り入れ6カ月、これなら焼山寺、鶴林寺、太龍寺の山越えにも足は耐えられるだろうという自信から2022年4月5日、再び四国へ出立した。
今回は年齢を考え、一気に88ケ寺を巡るのではなく徳島県だけの一国参りとした。これがクリアできれば次は高知へと繋げていこう、そういう計画だ。
今回は阿波一国23ケ寺を打つこと、歩き遍路を基本とするが体調や宿への到着時間、距離によっては公共交通機関の利用も可とし出発した。
先ずは4月5日からのお遍路の記録を綴ってみた。


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